
今回はお風呂の根深いカビ取りに挑戦してみます。前回はカビキラーで挑戦したのですが、根深いものは取れないという結果でした。詳しくはこちら。
今回はカビキラーとは違うカビ取り剤を使って根深いカビに挑戦してみます。
ジェルタイプのカビ取り剤、カビトルデス・プロ
さっそくですが、今回使ったカビ取り剤はこちらです。
カビトルデス・プロです。
カビ取り剤はスプレータイプとジェルタイプがあります。前回使ったカビキラーはスプレータイプだったのですが、今回選んだカビトルデスはジェルタイプのカビ取り剤になります。
ジェルタイプのカビ取り剤のメリットとデメリットは?
ジェルタイプのカビ取り剤の良いところは以下の通りです。
- カビ取り剤が広範囲に広がることがない
- 厚塗りが簡単に出来る
- 天井や壁に塗っても垂れてこない
逆にマイナス面は以下の通りです。
- 広範囲のカビを取れない
- 粘着力があるのでシャワーだけでは落ちないこともある
今回は、黒カビに対してピンポイントでカビ取り剤を厚塗りしたかったのでジェルタイプの物を選びました。
カビトルデスを選んだ理由は?
数あるジェルタイプのカビ取り剤の中でカビトルデスを選んだ理由は、効果のありそうな名前だったことと、市販ではあまり見かけないカビ取り剤だったことがあります。
あまりに強力すぎる洗剤は市販ではあまり売ってませんよね。そういう意味で効果を期待をしたのも一因です。
カビトルデスの成分は?
カビトルデス・プロの成分なのですが、カビキラーと同じく次亜塩素酸ナトリウムが主たる成分になっています。
色々なカビ取り剤を見て分かったのですが、カビ取り剤は基本的に次亜塩素酸ナトリウムでできています。成分が同じということはやっぱりカビキラーと同じく根深いカビには効かないのでしょうか?
では、さっそく試してみましょう。
カビトルデスを使ってみた
今回挑戦するカビはこちらです。
私の家のお風呂に出来てしまった大きな黒カビです。
私の家のお風呂の床材はタカラスタンダードのタフロアという商品です。黒カビはこれの目地に出来てしまいました。スプレー式のカビキラーを使うことで周りの小さなカビは取れたのですが、大きなカビは取れずに残ってしまいました。これはそのうちの1つです。
まず、黒カビにカビトルデスを塗ります。カビトルデスは、赤色のジェル状になっています。付けたことが分かりやすくなっているのでとてと助かります。
さらに出口の先が細いので、手を汚すことなく簡単に狙ったカビに付けることができます。
ちなみに、カビトルデスはカビキラーと同じく混ぜるな危険です。お酢やクエン酸、塩素系の洗剤は絶対に一緒に使わないでください。また、手についたら皮膚を溶かします。手や目に付かないように気をつけてください。
根深い黒カビは落ちたのか?
カビに塗ったら1時間ほど放置します。
1時間後の結果がこちらです。
「おお!」
「すごい!かなり落ちてる!」
明らかにスプレータイプのカビキラーよりも落ちてます。しかし、完全には落ちませんでした…
しかし、この効果なら何回かチャレンジすれば完全に消すことが出来そうです。実際に、写真以外の場所にある根深い黒カビにも何箇所か付けたのですが、そちらの黒カビは完全に落ちていました。
この結果から、カビキラーでダメだったカビでも、カビトルデスなら取れるということはありそうだと判りました。
色落ちはしないのか?
写真を見るとわかるかと思いますが、カビトルデスは1つ問題がありそうです。それは色落ちです。
写真では、カビが落ちているのと同じく、カビのわまりの目地の色も薄くなっていました。
汚かった目地が漂白されてキレイになっただけなのか実際に色落ちしたのかは定かではありませんが、周りと比べて色は変わっています。一応、注意書きで色落ちの危険性と目立たないことで試すことを推奨していますが、これはやったほうが良さそうです。
私の家は、グレーの風呂床だったので色落ちの心配がありますが、白い風呂床ならば色落ちの心配も無く安心して使うことができそうです。
スプレータイプがダメでもジェルタイプなら落ちることがある
お風呂の根深い黒カビはカビトルデスならかなり取れそうです。何回か試せばキレイに落ちると思います。
今回、カビトルデスを試すことで、カビ取り剤の成分が同じでもスプレータイプとジェルタイプでは効果に違いがあると判りました。今回、黒カビがかなり落ちたのはやはりジェルでカビ取り剤を分厚く付着できたのが良かったのでしょうか。スプレー式だとどうしても薄くしか付着できませんからね。
あなたも根深い黒カビに悩まされているならジェルタイプのカビ取り剤を是非試してみてください。
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